介護の仕事をしようと考えた時、どこで働くか悩みませんか?
また、転職を考えた時も悩みますよね?
できるだけ、条件の良い所を探したいと誰もが思うはずです。
介護の仕事といっても「施設系」「訪問系」「通所系」と形態は様々です。
自分は何に向いているんだろう?何がしたいんだろう?と相談を受けることがあります。
人によっての働きやすさは様々なので、今回はこの悩みについて解説していきます。
さらに、各形態についてのメリットやデメリットも紹介していきます。
また、資格がないと働けない施設もありますので、資格取得をお考えの方はこちら。
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まずは各形態の種類から
各事業形態を確認してみましょう。
施設系の事業
- 特別養護老人ホーム
- 介護老人保健施設
- グループホーム
- 有料老人ホーム
- サービス付き高齢者向け住宅 など
訪問系の事業
- 訪問介護
- 訪問入浴 など
通所系の事業
- 通所介護 (デイサービス)
- 通所リハビリ (デイケア) など
各形態のメリットデメリット
施設の事業系がわかったら今度はメリットとデメリットを解説していきます。
施設系のメリット
職員数が多いので、困った時はフォローしてもらうことができます。
利用者が多いので多くの経験が積める。
気になるのは給料かと思いますが、給料は比較的高めになります。
- 夜勤がある。
- 処遇改善が多い。
夜勤について
夜勤は1回入れば数千円程度の夜勤手当がありますので、回数が多いところだと夜勤手当だけで5.6万円収入アップとなります。
夜勤は長い拘束時間で2日分勤務の所と、短い勤務で1日勤務の所があります。
短い勤務は気持ち的余裕が生まれますが、数日続くこともありますので自身の環境に合わせて選択することをオススメ。
また、夜勤専属でだけで、かなり稼いでいる方もいらっしゃいます。
処遇改善について
介護保険サービスを提供する介護職向けに作られた報酬の制度ですが、保険点数の数%という設定の為、保険点数が高い施設が必然的に高くなります。
結構ばかにできない金額です。
支給方法は事業所ごとに違いますので、毎月支給なのか、年度ごとにまとめてなのか確認しましょう。
施設系のデメリット
職員が多く人間関係がこじれることがあります。
また、早出・日勤・遅出・夜勤などの変則勤務になるので生活リズムが崩れる可能性があります。
出世を考えた時に競争率が高い。
- 体力に自信がある
- とにかく高時給をと考えている
- 働く時間に制限がない
- 経験が少ない
訪問系のメリット
変則勤務が少ないので、生活リズムが崩れにくい。
移動が多いので気分転換が図れます。
息抜きでさぼることも・・・
基本的に個人で動くことが多く、対人ストレスは低いです。(訪問入浴は3人一組です)
1日1時間だけなどのピンポイントの仕事ができる。
事業所にもよりますが、従業員が少ないので出世しやすいです。
出世のポイントは経営面のアプローチです。
介護職全般に売り上げなどの数字を見る習慣がなく、数字に弱い方が多いです。
少ない従業員の中で、そこをアピールできたら、管理者に抜擢されることも期待できます。
訪問系のデメリット
訪問先が自宅なので、思うような動きがとれないことがあります。
気を遣うので、精神的なストレスを感じることも多いです。
オムツ交換中に家族がずっと横で見ているなんてこともありました。
訪問介護ではお手伝いさんみたいな扱いを受けることがあります。
これは結構ストレスです。
こんなことをするために介護士してるんじゃない!と心の中で叫んでましたね。
資格がないと働けないので、資格が必須です。
悪天候時の移動がめんどくさいです。
訪問入浴では、運転免許がないといけないこともあります。
処遇改善費は少なめです。
給料も施設系に比べたら少ないですね。
- 家事などの生活援助が得意
- 身体介護が苦手
- 働く時間に制限があり、短い時間しか働けない
- 人の家での援助に抵抗がない
- 運転免許所持
通所系のメリット
変則勤務が少ないので生活リズムが崩れにくいです。
曜日により利用者が替わるので、マンネリ化しにくいです。
送迎の時間が勤務時間の内2時間程度をさくため、体力的な負担が少ないです。
利用時間が決まっている為、極端な残業にはなりにくいです。
通所系のデメリット
送迎の為に必要になる為、運転免許必須の所が多いです。
利用時間内にサービスを終了させる必要がある為、時間に追われやすいです。
時間に追われることで、入浴介助は結構な戦場になりやすいです。
レクリエーション能力が特に重要視されます。
大勢の前で声を張れないと浮いてしまいます。
これに関しては、慣れもありますけどね。
給料面は事業所の大きさで変わります。
大規模ほど処遇改善の返りが大きくなるので良いかと思いますけど、とりあえず忙しいと思います。
- 人前で話しができる
- ハイテンションを維持できる
- 子どもの帰る夕方には帰りたい
- 運転ができて、地図が見れる
職場を捜す方法
自分で職場を探すのは大変ですし、自分で何が合っているのか気づいていない方が多いです。
そういったミスマッチを減らすためにも転職サイトを利用するのがオススメです。
もし合わないと感じた時も支援を受けることができます。
まとめ
自分に合った施設を見つけることができれば、生活も安定すると思います。
また、事業所により、かなりの給与の差があることが分かってきています。
介護職は自分の価値を分かっていないです。
あなたは給料交渉したことはありますか?
自分の時給を2500円位価値があるとか考えたことはありますでしょうか?
時給2500円で月給約40万円になります。
それを言い切るだけの自信はありますか?
極端な金額になりましたが、給料が少ないと嘆くのなら、転職サイトから給料交渉した方が再現性は絶対にあります。
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介護は突然きます。
皆そうやって相談にくるんで間違いない。
だから知って欲しいことをまとめて書いちゃいました。
悩みはだいたいみんな一緒。
少しでも参考になれば嬉しいな。