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【介護の面接に落ちた人必見】傾向と対策を徹底解説

介護業界は深刻な人手不足です。どの事業所も急速に面接を進めている状況です。

その中で、あなたは面接に落ちてしまったと露頭に迷っている状況ではありませんか?

この記事では、採用面接の担当をしていた僕が、面接で落ちてしまった理由や次につなげる為の準備を支援します。

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介護業界の現状

まず、介護業界は空前の人手不足を迎えています。

介護の担い手は増えていますが、高齢者の増加により、施設や事業所の増加がありました。

ゆづる

しかし、人員が追い付いていないのです。

そんな中、介護保険の制度はどんどん厳しくなっている状況です。

また、今後はもっと人手不足になると推測できる為、希少価値が上がり給料面にも光が差すかもしれません。

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介護の面接内容とは

介護の採用に試験を取り入れている所は少ないです。

基本的には、面接のみで採用・不採用を決めることが多いです。

その為、学力が高いと言って採用に繋がるものではありません。

中には、大手企業が介護事業を展開している場合があり、少し細かい採用試験が行われる場合があります。

ゆづる

僕は以前、適正試験とかやらされました

介護の面接に落ちた理由

事業所により理由はさまざまなものがありますが、いくつか推測できるものを考えていきましょう。

挨拶はしっかりできていましたか?

挨拶のできない人が増えてきています。

普段からできない職員も少なくないのですが、面接といった特別な状況で挨拶ができないというのは、かなりのマイナスイメージを与えてしまいます。

挨拶を含め、ハッキリと発声して話をするようにしましょう。

話す時にしっかりと面接官の顔を見ていましたか?

モジモジして相手の顔尾も見ず、下向き加減で話する人がいます。

しっかりと胸を張って相手の顔を見るように意識しましょう。

初対面の方と目を合わせるのは、なかなか緊張しますし、できない方も多いです。

そんな時は、相手の鼻を見るようにしましましょう。

相談者

バレて怒られませんか?

ゆづる

面接官からすれば、鼻を見られているとは気づかず、目を見ているように感じます。これも、立派なコミュニケーション技術の一つです。

志望動機は伝えましたか?

人手不足の介護は、転職サイトからもオススメとして紹介されることがあります。

「介護業界は人手不足だから簡単に就職できるだろう」と考えていませんでしたか?

ゆづる

ハッキリ言うとそんな簡単な話ではないですよ

他の企業からすれば、就職を決めやすいのは間違いないですが、命を預かり生活を支える仕事です。

中途半端な気持ちの方は、命を脅かす存在になりかねません。

志望動機や面接に行く事業所の事業内容程度はしっかりリサーチしておくべきです。

今、求められる介護士

簡単にお伝えすると、前述の「面接に落ちた理由」の反対の方が求められています。

  1. 挨拶ができる
  2. しっかりと話ができる
  3. 志望動機や事業所の事業内容を理解している、又は理解しようとしている

この辺りが最低基準となります。

相談者

他の就職面接と一緒ですね

ゆづる

その通りです。特別難しいことを求めてはいないはずです

この辺りができていなければ、実際に働きだした時に、高齢者や障害者の方とのコミュニケーションがとれず、すぐに退職することは目に見えています。

介護の面接に落ちた時の服装

介護の面接に多いのですが、私服で来る方が割といます。

カジュアルスーツならまだしも、完全な私服で来られるが少なくありません。

「楽な格好で来てください」と言われても、スーツで行くのが無難です。

私服で来た時点で不採用と考えている面接官も多いので気を付けましょう。

介護の面接時は5分前を意識

面接を受けにいく時は5分前に到着することを意識しましょう。

面接をするということは面接者は時間に都合をつけています。

そのため、必要以上に早く到着する方がいますが、面接前の仕事に支障をきたし、迷惑になることがあります。

遅れて来ることは問題外ですので、少し早く着いたのなら、話すことを整理するなどしながら時間を調整しましょう。

介護の面接に落ちた人の割合

介護の面接は、一般企業に比べハードルが低いです。

しかし、どんな方でも良い訳ではありません。

それは、ここまで読んでくださっているあなたには理解できていると思います。

不採用となる方の割合は、事業所ごとに異なりますが50%から60%と考えてもらえれば良いと思います。

介護の面接に落ちた人の特徴

  1. 会話のキャッチボールができない
  2. 質問の答えが返ってこない
  3. 暗く笑顔がない
  4. 自信に満ち溢れている
  5. 自信がなさすぎる
  6. 精神疾患を患っている
  7. 転職回数が多い
  8. 就職期間が短い
  9. 無資格

この辺りは凄く気になる部分です。

①②③コミュニケーション能力について

会話のキャッチボールができないというのは致命的かもしれません。

仕事の相手は人なので、最低限のコミュニケーション能力は求められます。

④⑤自信の持ち方について

自信がありすぎる、又は自信がなさすぎるというのは不安を感じます。

どちらにしてもリスクを感じるので、「体力には自信があるので、身体を使うことには自信があります。しかし、初めての仕事なので実際の介助の場面には不安があります」と正直に、自信のある所とない所を伝えると良いです。

⑥精神疾患について

一定数ですが、精神疾患を患っている方が面接に来られます。

前職が介護の仕事で鬱になり退職してから、再就職で来るケースです。

「鬱=不採用」という訳ではありませんが、しっかりと療養した上で面接に行きましょう。

介護の仕事は「人を見るプロ」です。

分からないように装ったとしても見抜かれると思ってください。

ゆづる

僕自身、鬱病を発症して仕事に1年復帰できない時期を過ごしたので焦る気持ちはわかりますが、精神疾患を患ったまま働ける仕事ではないですよ

⑦⑧就職期間や転職回数について

介護の仕事は、転職することで別事業所の経験ができ、スキルアップや給料アップができます。

その為、転職を繰り返しながらキャリアを上げる人はいますので、転職回数はあまり評価には支障ないです。

しかし、3~6か月程度の短いスパンで転職を繰り返しているようでは、「すぐやめるだろう」と思われてしまいます。

嘘は良くないですが、全ての経歴を伝えなくて良いと思います。今は、前職場に就業の様子などを伺うことは、個人情報の観点から禁止されているのでできません。その為、多少の誤魔化しはグレーな範囲です。

⑨無資格について

令和3年度より、介護士の資格を評価していくといった介護保険の改訂がありました。

その為、簡単な資格でも持っていることで印象は大きく変わります。

もちろん、無資格でも働きながら資格をとることは可能ですので、働きながら資格を取りたいと面接で言えば印象アップですよ。

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介護の面接に落ちた人の気になる発言

直接、僕が面接時に聞いてきた気になる発言を紹介します。

給料面に不満があり退職したという話

給料面は面接時に説明されていることがほとんどのはずです。

なので、給料面での不満は自分の理解力がないアピールになってしまいます。

そんな人をあえて採用する事業所は少ないでしょう。

人間関係がストレスになって退職したという話

どこの職場でも人間関係でのトラブルはあると思ってください。

一方的な嫌がらせの場合もありますが、一社会人として、ある程度のコミュニケーションが求められている状況を理解してください。

人間関係がストレスになったというのは、同時に人間関係を上手く構築できませんと言っているようなものです。

介護なら働けると思って

介護の仕事は他職種からの流入が多いのが特徴だと言えます。

他の職種で仕事をなくしたり、リストラされたりといった方が面接に来られます。

話の中で、「介護なら働けると思った」「人手不足と聞いて」と言うようなことを話される方がいます。

ゆづる

介護の仕事は奥が深く、大変なことが多いです。介護ならって言い方はどう考えてもなめてますよね?

こういう言い方をする人は、いざ現場にでるとギャップに耐えられず、退職されますので採用はしませんでした。

逆質問をしよう

面接の最終段階に「質問はありますか?」と尋ねられることがあります。この時に「ないです」「大丈夫です」と即答する人がいます。

このような返事は、「やる気・興味がないのかな?」と受け取ってしまいます。

試されている時もありますので、2つ3つは準備しておくべきです。

面接中にその答えを聞いてしまったのなら「○○と△△を疑問に感じていましたが、先ほど伺えたので安心できました」と伝えると質問がなくなってもキレイな形で終われます。

また、逆質問が便利です。例えば「採用していただき、初出勤までの期間で準備しておくことや確認しておくことなどはありますか?」と応えると仕事に前向きという印象を与えることができます。

介護の面接に落ちたが気にしなくて良い場合もある

介護の面接は他の企業よりもハードルが低いと思われるので、落ちたとなるとショックを受けますよね?

しかし、単純に採用したい時間帯に合わないとか、資格持ちや即戦力を求めているケースもある為、あなたに問題がなくても採用されない場合もあります。

介護の事業は人件費で経営が大きく動いてしまうシビアなものです。

その為に、どうしても採用に踏み切れない時が少なからずあります。

介護の面接における採用基準

事業所によって異なることは前提にはなりますが、ほとんどの事業所は

  • 仕事に前向きで明るい人
  • 一般的なコミュニケーション能力を持っている人
  • 優しい気持ちを持っている人

この3点で考えています。更に付け加えると

  • 資格を持っている人
  • 介護経験のある人
  • 変則勤務ができる人

は優遇されます。

あなたに足りないものがあれば、その点をどうやって補うのかを考えればよいですね。

一人で考えられない・対処できないという場合は、プロの仲介に入っていただいて相談するとよいでしょう。

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介護の面接に落ちたとしても気落ちする必要はない

介護の事業所は現在、山ほどあります。働くための受け皿は非常に多いです。

しかも、仕事内容は似て寄ったりで、少しでも経験があれば応用していくことは可能だと思います。

今回の記事で紹介した、介護の面接に落ちる要素をしっかりと見直せば、どこの事業所も欲しがる人材になれるはずです。

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良い職場がみつかることを願っています。

出版の紹介

介護は突然きます。

皆そうやって相談にくるんで間違いない。

だから知って欲しいことをまとめて書いちゃいました。

悩みはだいたいみんな一緒。

少しでも参考になれば嬉しいな。

現役の介護相談員
ゆづる

≪プロフィール≫
介護施設を探しておられる方へ現役相談員が本音でお答えします。
介護従事者からの相談も受付しております。
介護の仕事に就いて19年。
自慢は、過去にNHKの某番組で介護について話させていただきました。

【資格など】
・介護福祉士
・介護支援専門員
・住環境コーディネーター2級
・認知症実践者研修
・認知症キャラバンメイト
・福祉有償運送

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▽監修/ライティング実績

▼すみからいふ様にて執筆させていただきました
【介護職必見】リスクマネジメントの知識とポイントについて徹底解説