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皆そうやって相談にくるんで間違いない。
だから知って欲しいことをまとめて書いちゃいました
悩みはだいたいみんな一緒。

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新規オープンの介護施設は危険?後悔しない為に知っておきたい内部事情も暴露

近年、介護施設が沢山建設され、僕の住んでいる地域では、毎年2~3件、新規オープンしている印象です。

介護施設を探しておられる方には、とてもうれしい状況ですよね。

新規オープンの施設は、綺麗だし臭いもないので、住み心地は良いと思われます。

また、最近の施設は以前よりも比較的生活スぺ―スも広くなっている所が多いので、ゆったりと過ごすこともできます。

しかし、良い事ばかりではありませんよ。

今回は、新規オープン施設についてのリスクについて解説していきたいと思います。

しっかり理解しておかないと、「こんなはずではなかったのに」「人生の終わりをこんな形で終えることになるなんて・・・」と取り返しのつかない状況になるかもしれません。

新規オープンの介護施設の注意点

新規オープン施設にはいくつかの注意点があります。

内部で働いていないと気づきにくいものが多いので要チェックな内容です。

申し込みのタイミングについての注意

まず新規施設への入所を検討した時に、申し込みを出さないといけない訳ですが、結構タイミングがシビアです。

既存の施設では待機者が多いですが、申し込みの順番はあんまり関係ないと考えても良いのです。

新規オープン施設に関しては、申し込み順で面談が行われるケースがほとんどです。

なので、入所できる人数の中に入ることで、入所確率がかなり高くなります。

100人入所できる施設であれば、申し込み順100番以内です。

その中に入る為には、事前に新規施設の建設予定や、オープン時期を把握しておかないといけません。

多くの方は、新規施設案内はケアマネジャーによる口コミや新規オープンのチラシなどで知ることが多いです。

しかし、役所で確認することも可能です。

また、ネットで調べたりすることで、良いスタートを切ることができます。

特別養護老人ホームでは、入所申込書が市町村で決まっているので、わざわざ施設に取り行ったり、取り寄せたりする必要はありません。

特別養護老人ホームが建つ地域の管轄のホームページからダウンロードすることができます。

環境についての注意

新規オープン施設では、介護職員を多く配置して、オープン準備に関わっています。

オープン日を迎えた後、少しずつ入居者を増やします。

申し込みが多いからといって、一斉に入所して行く訳ではありません。

一斉に入所してしまうと、職員が状況などを把握できずに事故を起こしてしまう可能性高くなるからです。

オープンからしばらくの間は、利用者に比べ職員の方が多いなんて時期があります。

問題となるのは、利用者が増えてきた時です。

オープン当初に入所した方は、職員が多くてなんでも頼める印象を持ってしまうことがあります。

また、職員も手持無沙汰の為、積極的に関わったり、お手伝いをしたりとやり過ぎてしまうのです。

では、利用者が増えた時に同じ支援ができるでしょうか?

答えは絶対にできません

なので、その時期を迎えると、「サービスの質が低下した」「職員が冷たくなった」なんて声があがることがあります。

経験上、オープン施設の立ち上げ時はいくら職員に対して注意喚起していても必ず起こりますね。

介護職員についての注意

近隣に、施設が新規オープンと聞くと介護職員は転職を考えます。

やっぱり新しい所は気になります。

介護士

今の職場は不満があるから、転職してみようかな?

介護士

オープン時に入れば、上下の関係もなくなるし、自分が上に立てるかも!

そんな期待をして入職するで、オープン当初の職員はぎくしゃくしています。

職員を引っ張るリーダー的な人の探り合いが生まれるからです。

また、業務も確立されていませんし、これからどんな方が入所してくるかもわからない状況なので手探り状態な訳です。

そこで、人間関係に亀裂が入ることもしばしば見受けられます。

絶対的なカリスマみたいな人が入職してくるとスムーズに行くこともありますが、経験上極稀です。

1年程で、オープンメンバーが9割位入れ替わるのも、よくあることです。

そもそも、新規施設ができるからといって飛びつく介護職員って、継続力がない人も多いので。(もちろん全員ではありませんよ)

利用料についての注意

利用料は施設のチラシなどに書いていますが、基本的に最低額を載せています。

介護だけではなく、どの業種でもそうですが、イメージがあるのでこれは仕方ないですね。

問題は、利用料が途中で変わることです。

利用が決まって安心していても、食事代や居室料、管理費が高くなることがあります。

安くなるのは聞いたことはありません。

これは、新規施設を計画する際に、高い金額設定をすると行政から許可が下りないことがある為、一度低い金額設定で申請を出すのです。

許可をもらっていないと運営できない訳なので、建設が終わる日程に合わせて許可をとり「とりあえず」で運営が始まるのです。

運営しながら再度申請を行い、希望の金額設定で折り合いを付けていくことで、利用料の変更が行われるのです。

1日100円変わると月3000円アップになるので、数百円でも侮れないですよね。

まとめ

さまざまな注意点を書きましたが、新規オープン施設はやっぱり魅力的なものです。

入所や転職を考えるのは普通だと思います。

今回紹介した注意点さえ理解できてれば、大きな問題ではないかもしれません。

ただ、僕自身が相談者に施設をオススメする時は、オープンから4~5年経過した施設を紹介します。

経験上、だいたい5年程で施設の体制や職員の離職なども落ち着き、安定した運営になります。

なので、安定した施設の利用をしたい場合は新規オープンの施設よりも、5年程経過施設を選ぶ方をオススメします。

やっぱり、安心して利用できる施設が良いですもんね。

出版の紹介

介護は突然きます。

皆そうやって相談にくるんで間違いない。

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悩みはだいたいみんな一緒。

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介護施設 現役相談員
ゆづる

≪プロフィール≫
介護施設を探しておられる方へ現役相談員が本音でお答えします。
介護従事者からの相談も受付しております。
介護の仕事に就いて17年。
唯一の自慢は、過去にNHKの某番組で介護について話させていただきました。

【資格など】
・介護福祉士
・介護支援専門員
・住環境コーディネーター2級
・認知症実践者研修
・認知症キャラバンメイト
・福祉有償運送

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