介護士は自身のない人が多い印象を持っています。
基本的に優しい人が多く、人に対して意見できず、受け身になりがちです。
その為、利用者や家族からの苦情や横柄な態度に対し、対応ができない人が多いです。
また、職場内でも、先輩や上司に指導を受けると委縮してしまい、ミスを繰り返したり、覚えないといけないことがなかなか頭に入らなかったりと悪循環を生みます。
そうなるとどんどん自己肯定感を失い、仕事できない介護士が生まれてしまうのです。
そうならない為にも、特徴や改善点を知っておくのは良いのではないでしょうか?
同僚の介護士から使えない人と思われる人
挨拶ができない人
社会人としてのマナーでもありますが、できていない人が多いです。
挨拶ができない人は、返事もできないことが多いです。
まずは、しっかり声を出しましょう。
あなたの声が職員に聞こえないのであれば、絶対に利用者には届きませんよ。
同じ失敗を繰り返す人
わかっていても失敗してしまうことはありますよね。
僕はよく、面談時に事前情報を忘れますが・・・
できる限り失敗はしたくないものですが、「怒られるから失敗しないようにしよう」と考えると萎縮して失敗してしまいます。
怒られないためにではなく、その業務の先には利用者や家族がいます。
その方たちの支援の為と考えれば、できるだけ慎重かつ丁寧に仕事ができると思います。
最初の内は必ずメモをとるようにしましょう。
最初は失敗して当たり前なので、いちいち気にしなくても良いと思います。
見栄を張る人
できないことを「できます」と良い返事をしてくれる人がいますが、実際やってもらうと「なんでできるって言ったんだろう?」ということがあります。
できないことを「できない」と言うのは、勇気のいることだと思います。
しかし、できると言ってできなかった場合、先輩はもちろん、利用者にも迷惑がかかってしまうこともあります。
また、あやふやな状態で、できてしまった場合、あやふやなままになってしまい、その後正しい方法を聞き辛くなります。
あやふやな業務は必ず確認が必要です。
一人でもできるかな?と思う時は、「やってみます。その後、確認お願いできますか?」と言えば大丈夫かと思います。
受け身で自発的に動かない人
新人職員を見ているとフロアに立っているだけの人をよく見かけます。
思っていることは多分
何をしたらいいんだろう?
勝手にやったらおこられるんじゃないかな?
ではないでしょうか?
この状況に関しては、指導者の指導方法にも問題があるとは思いますが・・・
こんな時は一言、「できることはありますか?」「利用者さんと話ししても良いですか?」と声を出してほしいのです。
先輩は、「何をしてもらおう?」「何だったらできるかな?」と考えだすはず。
先輩にも頭を使ってもらいましょう。
そうしないと、「今度の新人は受け身で自分では動かないな」と思われてしまい損します。
苦手な仕事を避ける人
嫌な仕事は必ずあると思います。
僕は新人の時、認知症の対応が苦手でした。というか嫌いでした。
しかし、仕事の力をつける時は、あえて苦手な分野に飛び込むのです。
もちろんリスクはあるとは思いますが、チャレンジする気持ちは伝わります。
万が一上手くいかなかった時に、非難をするような先輩は放っておきましょう。
皆、初めは初心者なんです。
初めの一歩を踏み出さないと何も始まりませんから。
上司や先輩からの指示があれば、苦手な事でも「喜んで!」くらいの気持ちで引き受けてしまいましょう。
その時に失敗があっても、それは指示した人のミスですのでノーリスクなんです。
逃げているばかりでは、ずっと負い目が残ります。
働きにくい職場になってしまいますよ。
まとめ
介護の仕事だけではなく、どの職種でも共通の内容かと思います。
人間関係が上手くいってない職場は、ほぼ「コミュニケーション不足」です。
忙しいからとコミュニケーションを怠っていると、劣悪な職場が出来上がります。
そうならない為に、前向きに声をかけてほしいものです。
先輩側がするべきだという意見もありますが、それはもちろん理解しています。
お互いの歩み寄りが必要なのです。
新人だから声をかけてもらって当たり前といったスタンスでは、ただの傲慢な新人です。
介護士の先輩も、今一つ自信が持てず、価値を見いだせていない人が多いのです。
どちらからではなく、そちらもの気持ちが大切です。
利用者との関わりでも重要な考え方だと思いますよ。
介護は突然きます。
皆そうやって相談にくるんで間違いない。
だから知って欲しいことをまとめて書いちゃいました。
悩みはだいたいみんな一緒。
少しでも参考になれば嬉しいな。